Daso Sufi

I-amness

ハート数:幼い魂

 

 

私を知る旅の語り部

Daso Sufiです。

 

 

                                        

ハート数とは?

                                        

 

 

エニアグラムのタイプ分けで自分自身の人格を特定するのは、そんなに簡単ではありませんね? どの数の要素も大なり小なりあてはまるので、9つのうちのどれか、というとき、大抵は消去法で選択肢を縮めていくやり方になります。 

 

そして、もしあなたが自分自身のタイプを特定している・多分これ、とあたりをつけているようなら、ウィング(両側に来る数)は二択ですから、どちらか、あるいは両方とも持っているというふうに捉えることができます。

 

エニアグラム関連の書籍では次の来るのがサブタイプですが、私は体験的に言っても、次に視点を向けるのはハート数だと思っています。

 

ハート数には魂の発達の初期段階に見られる無垢さ、純粋さという幼い資質があり、同時にエゴが育っていく過程も含まれてきます。文字通り、幼い子どもの発達過程を見るかのようであるため、私はこの数を「幼い魂」と呼んでいます。

 

私たちの衝動的エネルギーは、私たちを突き動かす力を持っており、スーパーエゴ*1がその衝動を止めようとする方向で反応します。

 

ここで大切なことは、スーパーエゴの働きはあくまで過去の記憶からやって来る”反動的作用”であって、幼く、衝動的ではあっても、ハート数のエネルギーは、生き生きと生きている、リアルなものだと言うことです。

 

ですから、ハート数に意識的でいることで、私たちの大人の部分=客観的な視野から現状を見つめ、その生き生きしたエネルギーを創造的、多面的に活用できるのです。

 

日常の中で例をとると、急にアイスクリームを食べたくなるときに、ちょっと立ち止まって見つめてみると、その背後に「ほんのりと甘く、ミルキーな味わいを欲している幼い子ども」が感じられるかもしれません。そんなとき私は、遠くに住む母に電話をして彼女の声を聞くだけでも気持ちが落ち着き、アイスクリームのことはすっかり忘れてしまうことに気づきます。

 

どんな人にも厄介に感じる習慣性のパターンというものがあると思うのですが、それを「厄介だ」という前に、何が起きているんだろう? という好奇心で見つめてみることをお勧めします。

 

2023年は定期開催のエニアグラム・オンラインコースが予定されていて、専業主婦の方からビジネスマンまで多種多様な目的で参加されている方たちとの出会いの中で学びを深めてゆきます。参加者の中でも、この「ハート数」は、いちばんの興味の対象になっていますので、一度ぜひ覗きに来てくださいね。

 

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*1:内在化した親の声