私を知る旅の語り部
Daso Sufiです。
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人格を見極める
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それは、つまり、
「私を知る旅」の最初の一歩なんです。
ですが、
それは最初の一歩であって、
終着点ではない。
エニアグラムを紐解いてゆく時、
大抵は、
「私はこの数だわ」
となると、
その数の人格パターンを
ああでもない、こうでもないと言って、
おもしろがるんですが、
そのうち飽きてしまう。
そこには”探求する”
つまり、そこに何が起きているのか、
という視点がないんですね。
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インクワイアリー技法のもたらすもの
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さてさて、
インクワイアリーって
簡単そうに見えて
なかなかハイテクなんです。
センタリング(肚にいること)
ができている必要があるし、
同じように
センタリングして
探求者が安心して探求に入ってゆく
ための空間をホールドする人
というのが大切。
まあ、簡単に言えば、
それなりの訓練が必要ってことですね。
人格を見極めるインクワイアリー・レッスン
と名付けているのは、
そんな理由からです。
仮に私はタイプ4のメランコリック(悲観的)というパターンを持っているとして、「だから私は人の輪に入りたいと切望しながらも、いつも独りぼっちになってしまう」と言ったとします。
すると、私のエゴは、すべてこの「だから〜〜なんだ。」という言い回しで、自分のメランコリックを正当化しようとしたり、言い訳に使うことになる。
その奥に何があるんだろう? 私のエゴはそのふるまいを繰り返すことで、何かを訴えているのかもしれない、という見方に発展しないんですね。
エニアグラムは探求するために作られた「成長のための地図」なんです。つまりエニアグラムとインクワイアリーはセットで使ってこそ意味があるということです。
そして、「まだ知らない私」を探求するほうが、ずっと”おもしろい”です。