私を知る旅の語り部
Daso Sufiです。
ポイント5の視点
彼らは「自分が持っている資源がすべてだ。もうこれ以上、糧を得ることはできない。だから、たったいま自分の手元にあるものすべてにしがみつかなければならない。」という感覚に陥って、恐れを抱く傾向があります。
8がむさぼるように手に入れようとするのとは違って、ため込むという感じなので、5を表すシンボルとしてリスがあげられます。木の実をほおばるリスは、頬がふっくらと大きくなっていますが、彼らは食べているわけではなく、ただ持っているのです。これが5の傾向です。ナランホが言うように、枯渇や貧困を恐れているのです。
ここには、True Nature(真の自然)との接触を失った後の深い喪失感があります。
もうこれ以上、どんなリソースも手に入らないのだから、私は今あるものを守らなければならないーーこれは警戒心につながる上に、内側の空虚感にもつながります。もし私がリラックスしたら、 守備体制が緩まってしまい、私の境界線が失くなる! 私が持っているものは何でも奪われそうだ。そして、私は裸にされ、完全に手ぶらになってしまう!
(Spiritual Dimention of the Enneagram:サンドラ・マイトリーより)
そしてリスのようにほおばってしまうとしたら、、、。
それはほんとうにしんどいことですね。
また
スピリチュアル・ティーチャーの
ファイザルは、こう言います。
彼らはknowledge(知識)
を集めることに懸命になるあまり、
Knower(知る者)
であるという本質を
忘れてしまうのだ、と。
リスのふくらんだほっぺを
見るたびに、
このことを思い出すのでした。
人格の固着から離れて、
客観性の視野から人を見る目を養う
魂のエニアグラムが提供するのは、
そういった感性を育てるコースです。