私を知る旅の語り部
Daso Sufiです。
ここ数日一人の時間を過ごし、Conscious TVのプログラムの中のFaisal氏のインタビューを観ました。彼は「Essential Enneagram」という呼称でその全体を説明してくれていました。
その中に、ファミリーホール(家族の穴)というセオリーがあるのですが、私が長年注力してきたファミリーコンステレーションにも通じるもので、子どもは生まれた家族の中で見失われている質を埋めようとするという、これはセオリーというより事実です。
そのことは、エニアグラムにおいては人格の各タイプを形成することに影響していて、例えば6は、家族に欠けているものが、地に足のついた安心感、忍耐力、意志や歩み続ける勇気であることに気づき、その質を見出そうとしてもがき始めます。彼らは他人のためには忠実で、献身的になれるのに、自分自身のこととなると、途端にその資質を見出せなくなる。自分自身のためにどう管理すれば良いのかがわからない、となってしまうのです。
一般的なエニアグラムで言われるエゴの理想も、こういった「家族の穴」に端を発していると見ることができます。
ちなみにファミリーコンステレーションでは、「家族メンバーの中で排除された・忘れられている人物」というところに注意を向けますが、根本的には同じことで、子どもの純粋な魂は、本質をもたらすために生まれてきているのですから、大人である私たちがそのことをもっと真摯に受け止めて、彼らが本質を見失わないように育成することが大事なんです。
ファイザルは言います。
それぞれの固定観念は興味深いことに、全てマンダラの中心に関するものです。エニアグラムのシンボルの上に、もう一つのシンボルが重なっていて、その3つの角が12の頂点に達し、そのピラミッドの頂点が自己、個性的な自己なのです。エニアグラムは、心と構造を解き放ち、存在、仏性、悟性に開示し、それから自分の独自性を見出そうとする試みです。そして、自分の独自性を見つけることで、旅が始まるのです。
ファイザルの言うピラミッドの頂点、個性的な自己は、ポイント・オブ・ライトと呼ばれています。まさに彼が言うように、自分の独自性=ポイント・オブ・ライトを見つけることで、よりリラックスして、自分を分かち合うことが、できるようになったのだなあ、と。。。
本質について、より詳しく知りたい方は、彼の教えであるダイアモンド・ロゴス・ティーチングスをご一読ください。