Daso Sufi

I-amness

荘子が蝶になる夢を見たのか、 あるいは今、蝶が眠りに落ちて 荘子になる夢を見ているのか

 

私を知る旅の語り部

Daso Sufiです。

 

 

荘子が蝶になる夢を見たのか、

あるいは今、蝶が眠りに落ちて

荘子になる夢を見ているのか」

 

ほんとうに不思議な言葉だったのです。

 

そこに大切なことが語られている気はするけれど、

よくはわからなかったというか。。。

 

 

 

ごく最近になって、

私たちは二つの

まったく別の世界を生きているというのを聞いて、

急に荘子を思い出したのです。

 

 

Oshoが言うには、

私たちは起きている間、

昨夜の夢は忘れている。

 

そして、

夜眠りに就くと、

夢の中では、別の現実を生きている。

 

夢を見ている間じゅう、

起きていた時のことは

完全に忘れている。

 

朝目が覚めると、

今度は、

夢の世界を

まったく忘れてしまうのだ、と。

 

 

 

つまり

 

荘子が蝶になる夢を見たのか、

あるいは今、蝶が眠りに落ちて

荘子になる夢を見ているのか」

 

まったくその通りだと、

 

深くうなずいたのです。

 

 

 

 

荘子

 中国の偉大な神秘家、荘子についての美しい話がある。ある朝、彼は寝床に座っていて、とても悲しげに見えた。弟子たちはそれまで、彼がそんなに悲しげなのを見たことがなかった。目覚めたのちに、そのまま寝床で座っていたこともなかった。どうしたのだろう? 身体の具合でも悪いのだろうか?
 
 弟子たちは周りに集まり、彼に尋ねた、「師よ、どうなさったのですか?」
彼は言った、「この問題は本当に難解で、私には解決できない、ひょっとしたらあなたがたが助けてくれるかもしれない。何が問題なのかを話そう。夜、私は蝶になった夢を見て、花から花へと飛んでいた」
 
 弟子たちは言った、「これは何も悲しいことではありません。夢の中では、私たちは皆、奇妙なことをします。それに、これは悪いことではありません、蝶になること――色鮮やかで、美しい蝶になり、みずみずしい花から花へと飛び回っている。なぜあなたはそんなに心配しているのですか?」
 
 彼は言った、「あなたがたは、まだすべてを聞いてはいない。問題は、今私は目覚めているが、荘子が蝶になる夢を見たのか、あるいは今蝶が眠りに落ちて荘子になる夢を見ているのか、疑問に思っているということなのだ」
 
 どちらもありうる。荘子が蝶になる夢を見ることができるなら、蝶が荘子になる夢を見られないことがあろうか?
 
 弟子たちは黙ったままだった、それへの答えはなかった。荘子は、すべての宗教が教えてきたある事実の方向を示していた――あらゆるものは夢だ、ということ。蝶は夢だ、荘子は夢だ。それなら何が現実なのか? 現実ははるか彼方にある。そしてこの夢の中にあって、動揺してはいけない。あなたがラクダだろうと、ロバだろうと、猿だろうと――それは重要ではない。重要なのは、憤慨することなく、それを受け容れることだ。あなたがいつか、ほんとうの、神の世界に到達することができるように。(osho.comより)

 

 

 

あなたがいつか、

ほんとうの、

神の世界に到達することができるように。

 

 

エス、Osho!