私を知る旅の語り部
Daso Sufiです。
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人とつながるということについて
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私たち人間の関係性というのは、ある意味とても不思議です。
相手を見ているようで、見ていない。
聞いているようで、聞いていない。
知っているようで、ほんとうには、相手の人を理解していないのです。
それはちょうど上の絵のように、
それぞれが風船を求めているんだけど、
同じように求めている
しかも、ものすごく近くにいる
その相手には気づいていないといった感じです。
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どの視点から見ているか?
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私たちには「エゴの視点」と「本質の視点」というのがありますが、明白な違いは、二元性の世界に生きているエゴは基本イエスかノーかだけなので、「どちらでもない三つ目の選択肢」とか「中道」とか言われても、体験としてわかっちゃいないんです。
「Forth Way(第四の道)」なんて言われた日にはもう!
「何のこっちゃわからん!」と言っておしまいにしたい気分になる。
そして、これこそがエゴの抵抗というやつです。
わからないことは見ない。
めんどくさいことはしない。
嫌なものはイヤ!
「これだけ言っても相手に伝わらない。」
「こんなに親身になっているのに、わかってくれない。」
「何度話し合っても空回り。そもそも聞いてもらっている気がしない。」
最後には「価値観の違い」と結論づけて、「仕方ないよね」というところに自分を置いて、いちおうホッとする。これこそがエゴの陥る罠。
ほんとうに欲しているもの「愛のあるつながり」は宙に浮いたままなんです。
本質は全体を見ます。
ずっと大きな客観性の視野があるんです。
本質は、エゴを通して、その奥にあるセルフ(自己)を見ます。こちら側のセルフから相手のセルフを見ることができる。
おのずとつながりが生まれます。何一つ「すべきこと」などないのです。